| 前日の気持ちよい秋晴れとは打って変わり、深夜から霧が出て時間とともに霧も大きくなりやがて雨に。その雨は止む事なく一日降り続く事になってしまい、ここギャロップランド(関係者はそう呼ぶ)に集まった全てのライダーを苦しめる事になる。前日の爽やかな予選とは一変してしまった特設コース。果敢に挑むFUN-RIDE参加者、中にはスタート前から戦意を失って、もうどうにでもなれという気分でスタートラインに整列するライダーも。午前8:00定刻にレースは開始された。今回の注目はなんと言ってもデビュークラスにエントリーした46台。最悪のコンデションとは言えせめて一周はして欲しい。だがスタート直後の登りで登る事が出来ないライダーが出始め、それをきっかけに登り坂では渋滞が発生しマーシャルと一緒に懸命の脱出作業。抜け出してようやく牧草地のコー |
| スへと思った途端、そこはさらに凄い事になってしまう。牧草地では川内村特有の土質とキャンバーがライダーを苦しめる。アクセルを不用意に開ければ開けるほどリアは下に向かって滑り出し、前に進まず落下するのみ。やがて深々轍が出来てくる。それでも懸命に前に進みようやく一周。さ〜、と気を取り直して周回を重ねようとコースに出れば既に150台で掻き回したコースは最悪の状態。周を重ねる毎にコースは荒れて天を見上げる者、ぐったりとたたずむ者、。牧草地は水分をたっぷりと含みトラクションを失い、もがき苦しめばさらにコース状況は悪化するといった悪循環に、FUN
RIDEの参加者達は成す術が無い。それでも阿部喜好、渡邉裕二が5周という見事な成績で夫々クラス優勝。ミニでは加藤勇、ツインターボで溝口/金沢ペアーが夫々4周。デビューでは渡辺金一が3周という結果でクラス優勝を果たした。また、一周も出来なかった38チームのライダーにとっては過酷で辛いレースとなってしまったが、これもアウトドアスポーツの宿命。諦める事なく次回また挑戦して欲しいものです。 |
|

FUN-RIDEスタート
10台ごとに10秒感間隔でのスタート。この直後に10m程度の上りがあり悪戦苦闘する事に・・。 |
|

↑本部周辺には大勢のギャラリーが |

ウッズでは四足歩行が武器になる |
OPEN RIDE
series第三戦となる今回のGALLOP-X、前回までのランキング上位のAAライダーや、次年度AA昇格を狙うAクラストップのグループ、この三時間レースに果敢に挑戦するチャレンジAの各選手達と言えどこの雨で苦しめられた。前に行われたFUN RIDEで路面は既に最悪。後方になればなるほどコンディションが悪い為、前日の予選結果が重要な意味を持つ。悪条件にも拘らずさすがトップグループのタイムは素晴らしく一周目30分33秒で高橋政人、1分30秒遅れで内山祐太郎、さらに4秒遅れで松井千敏と続き興味深いレース展開となった。だが周回を重ねるごとにコースは荒れてラップタイムは周回を重ねるに連れどんどん遅れてしまい、今回のコース状況が昨年以上に凄い事がうかがわれる。
コース上では幾筋も出来たアミダクジのような轍にとられ進めない者、キャンバーに苦しめられる者などが方々で見受けられる。

このような光景がいたる所で |
|

ピットでは蒸気が・・ |
|
レースも中盤になるとマシントラブルも相次ぎ、オーバーヒートからエンジンを壊したり、クラッチの焦げる匂いがピットに広がったり。安定して周回を重ねるライダーとて毎回ピットでラジエターに給水をしなければいけない。そのような状態で見事優勝したのは北海道の高橋政人。二位内山祐太郎に40分ほどの大差をつけぶっちぎりの快勝。三位は昨年ディフェンディングチャンピオンの近藤有介。この三人だけが4周という過酷なレースだった。
一方AA昇格や次年度固定ゼッケンを賭けたAクラスでも見逃せない場面が繰り広げられた。二戦を終わってseriesランキングトップの平林哲治は二周目マシントラブルで戦線離脱。一周目からクラストップだった伊藤英夫が安定した走りでクラス優勝。以下中村能己、山本久、河合紀之、文屋誠、藤居剛司、工藤正道と続きここまでが3周。終わってみれば3周以上の周回は僅かに17名という結果。また参加170名で総周回数も僅か200周。壮絶なレースだったことを伺い知る事が出来る数字だ。
昨年に引き続いてのコンデションに参加者の多くは「もうこうなったら毎年雨でいいよ。次は必ずリベンジしてやる」などと過激な発言も飛び出す始末。雨さえ降らなければ爽やかなだけのコースなんですが・・。
|

|
AA一位:高橋政人
次週日高の予定で悩んだ挙句の参加。「いや〜〜来てよかったですよ」と語る高橋選手。ブッチギリの優勝は見事 |

|
二位:内山祐太郎
現在までseriesランキングトップの座は今回も守り抜き、最終戦AA-GPの活躍も大いに期待したい。 |
 |
三位:近藤有介
「まぁ〜こんなもんですよ。一周目嵌まっっちゃってねぇ〜」昨年の優勝に続いての成績は見事でした。 |